当校では、4つのコースをご用意しています。
ファッション基礎科は、製図概論・パターン実習・縫製実習・色彩・デッサン・ファッションビジネス概論などの、ファッション全般の基礎を広く学び、服飾の土台を固めていくコースです。
少人数制のクラスなので、洋裁は全くの初心者という方も安心して学べ、ファッションの基礎力をじっくりと確実に身に付けることが出来ます。
特にファッション基礎科では、服を作る際に必要となる『製図の引き方』の技を、徹底的に学び体得していきます。また、自分で描いたオリジナルデザインの、パターン・素材・布用尺見積もり・裁断・縫製・仮縫い方法・パターン修正などの縫製実習のほか、部分縫い・手芸・小物作り等の洋裁全般の学習を経て、オリジナル作品を美しい仕上がりで形にしていく服飾造形の基礎を学習します。
プロを目指す方は、商品企画・プレゼンテーション・ディスプレイ・販売等の体験も出来ます。
また、小・中学生に手芸を教える「教育実習」や、ファッションショーの企画・運営、モデル・コーディネート・ヘアメイク・接客・ボランティア活動などを通し、ファッション業界における幅広い知識と経験も積んでいくことが出来ます。
◆製図概論・パターン実習 ◆縫製実習 ◆色彩 ◆デッサン ◆ファッションビジネス概論 ◆ユニバーサルファッション ほか
*デザインの選び方
*パターン(型紙)の種類
*布の種類と用尺見積もり
*布の地直し方法とパターンの置き方
*印の付け方と裁断の仕方
*仮縫いの仕方
*補正の仕方とパターンの直し方
本縫い ①ミシンの種類と使い方
②トリミングの種類
③縫い代の種類・始末の種類
④まつりぐけ・ちどりぐけ
⑤アイロンがけの注意
*仕上げのポイント
⑤アイロンがけの注意
*仕上げのポイント
*コーディネイトとプレゼンテーション
①採寸の仕方
②パターンの展開方法
③見返しの付け方
④芯の貼り方
⑤ファスナーの付け方
⑥ヘム・奥まつり・斜めじつけ・かぎホック・星どめ
⑦どんでん返しの方法
①衿・袖(1枚袖)の付け方
②裏地の付け方
③ポケット・パットの付け方(選択)
①コンシールファスナーの付け方
②ベルトの付け方(芯入り・ノーベルト)
③裏地の付け方
①補正の仕方
②ポケット・裏地付け(選択)
①衿付けの種類(ショールカラー・テーラー)
②見返しの付け方
①パッチポケット
②フラップポケット
③箱ポケット
④スラッシュポケット
①ホワイト作品の注意
②ピンタック技法
③レースの扱い
④ホワイト刺繍
⑤パフスリーブ
①リバーシプル技法
②フラットカラーのレース扱い
①縞柄の合わせ方
②前立て
③蛙股開き・ゴムウエスト
④袖付けの包み技法
①裏地の付け方
②2枚袖・開き見せ
③ベンツ・スリット技法
④裏付きポケット
⑤本股開き
⑥サイドポケット・箱ポケット
⑦鳩目穴ボタンホール
①修了作品
②商品開発企画提案
・パターンカッテイング ・ニューデザイン
・ユニバーサルファッションデザイン
・フランス刺繍 ・リボンアートコサージ
・部分縫い実習 ①まつり4種・ちどり2種
②ボタン・スナップ・包みボタン
ボタンホール4種・かんぬき 他
・色彩 ・デッサン、デザイン画実習
・マーキング各種 ・ミニチュア製作(随時)
・作品展 ・ボランティア活動参加(随時)
・教育実習 ・ファッション研究発表
※ 生徒一人ひとりのスキルに合わせ、作品内容・順番が変わることがあります。
ファッション専攻科は、ファッション基礎科を修了した生徒が、(またはそれと同等以上の知識・技術を有する方)、平面製図などの基礎を元に、立体裁断などの応用の学習に取り組むコースです。
各自の将来の目標別に絞りこめる選択性になっています。
プロとしてファッション業界を目指す生徒にとって、このファッション専攻科での服飾全般の高度な学習は、就職先でとても強い武器となります。
服飾の更なる高度な縫製技術と知識の習得として、デザイン感覚と表現力、素材の特性や加工法・品質などの関連知識まで幅広く学習します。またビジネス商品としての製品企画などの科目も導入しています。
機能性を重視した基本的な服を平面作図で作ることを学習した後、素材選択の重要性を理解しつつ新たな服種構成のテクニックを習得していきます。
ファッション業界の構造ビジネスの基本的な知識についても学び、総合的に高度なレベルアップをはかります。
オリジナルなデザイン発想で、トルソーにピンだけを用いて布を留めつけていきます。
布とオブジェから形を構成する過程で、豊かな空間を捉える感覚、布の特性を活かしたデザインの構築アイディアなど、各自のもつ美意識をさらに高めていくのに最適なカリキュラムです。
ファンデーション、ストレートスカート、サーキュラースカート、ワンピーススリーブ、カラー各種、テーラージャケットなどの、より高い造形能力の習得に大変役立ちます。
平面作図法との併用により新たな服種構成のテクニックを身につけることが出来ます。
アパレル素材で重要な『糸と布地』について、実習を交えながら基礎から応用まで学習していきます。
その他、デザイン企画、ブランド企画の方法論を学ぶファッションマーケティング、既成服生産の特性や高品質の生産法を理解するための生産概論などの学習にも取り組みます。
ファッション研究科は、ファッション専攻科を修了した生徒が、(またはそれと同等以上の知識・技術を有する方)、服飾・ファッションにおけるプロとしての更なる応用力と技術力を習得するコースです。
教員と相談をしながら各自のテーマをかかげ、その分野を徹底的に研究・特訓していきます。
希望者は「インターンシップ資格」を取得し、お客様から受注した本物の「服飾造形の仕事」を体験することが出来ます。プロとしての自覚・応用力・服飾技術に更なる高度な磨きをかけ、就職先で“必要不可欠な輝く人材”となることを目的としています。
ファッション自由科は、学びたい・作ってみたい好きな服を教員に相談し、個人個人のカリキュラムを自由に設定していくことが出来るコースです。
年齢・経験・性別に関わらず、どなたでも入学ができ、通う日数や年数、入学の時期も自由です。お仕事をお持ちのOLさんや、主婦の方、大学生、仕事を退職したご年配の方まで、色んな世代の方々が、洋裁・服飾を楽しみながら学んでいます。
スカート・ワンピース・パンツ・ブラウス・パジャマ・スーツ・ドレス・コート・男性シャツ・
子供服・ベビー服・刺繍・バック・ぬいぐるみ・小物各種・お直し・リメイク 等々